設備紹介

facility
HOME > 設備紹介

歯科用CT

CTはComputed Tomographyの略語で、日本語訳にすると「コンピューター断層撮影」という意味になります。

CTは、X線とコンピューターの解析によって、歯や骨、関節、血管、神経の位置や形を立体的に撮影することができます。

インプラント治療の際にはCTによる診査が非常に重要です。
CTを使わないでインプラントを行う歯科はおすすめできないと断言できます。

また、CTはインプラント以外の歯科治療の精度向上にも役立ちます。
歯槽骨の状態や根管の形も正確に撮影できるため、歯茎の奥に埋まってしまった歯の抜歯や矯正治療、根管治療、歯周病治療などでより正確な治療が可能になります。


パノラマレントゲン

歯科で使用するレントゲンには2種類あります。
一つは虫歯や歯周病の治療の時に撮影するデンタルエックス線写真(一般的なレントゲンだと思ってください)。

もう一つは歯科医院を受診し、最初に撮影するパノラマレントゲンです。
パノラマレントゲンは目のあたりから下顎まで一回で撮影することができます。

このパノラマレントゲンで下記の情報を得ることができます。

  • 1.虫歯
  • 2.歯周病の進行度合い
  • 3.親知らず
  • 4.顎骨の病気
  • 5.顎関節の状態
  • 6.歯科治療歴
  • 7.被せ物
  • 8.過剰歯、欠損歯(お子さんの場合)

など情報が一気に取得できるので、今後の治療の判断を行ううえで役立ちます。
当院では定期検診にいらしてくれている患者様に数年に一度はパノラマレントゲンを撮影することを強くおすすめしています。

またお子さんの歯は傍目からではわからない問題がでてくることがあります。
歯が通常より多いお子さんは3%程度、永久歯が少ないお子さんは10%程度の割合で見つかりますが、早期に発見できれば歯並びや噛み合わせを正常にできる可能性が高まります。

お子さまの乳歯が永久歯に生えかわる時期になったら一度歯科医院でパノラマレントゲンを撮りましょう。


クラスS オートクレーブ

オートクレーブとは高圧蒸気滅菌器のことです。
当院のオートクレーブは、高性能の高圧蒸気滅菌器であり、歯科医療に使うすべての器具の滅菌を行えます。
歯科器具の複雑な機構の内部にまで真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことで残留空気を抜き、蒸気を細部まで行き渡らせることで滅菌処置を行います。

滅菌器を分類する基準

オートクレーブは、性能別に3つに分類されており、滅菌ができる器具の範囲が異なります。
最上級がクラスB。その次にクラスS、クラスNの順です。
当院ではクラスBのオートクレーブを完備しています。

クラスB
もっとも高性能な滅菌器です。
最上位ランクの性能ですべての種類の器具を完璧に滅菌。
院内環境を安全に整えてくれます。
クラスS
クラスNで可能な器具にプラスして、滅菌器のメーカーが指定した特定の器具の滅菌が行えます。
ほとんどの器具はクラスSの滅菌器でも滅菌できます。
クラスN
複雑ではない固形器具の滅菌ができます。
滅菌後はすぐに使用しなければなりません。
一般的な歯科医院ではクラスNの滅菌器が多いです。

ガス滅菌

歯科で使う器具は金属のものだけではなく、プラスチック製のものやサビになりやすい器具があり、高圧蒸気を使用する事ができないものがあります(溶けたり変形したりする可能性があるため)。

そういった場合は薬液消毒が一般的ですが、当院ではそのような器具に使用出来るガス滅菌器を導入しています。
ガス滅菌器はコストが高く、人手も必要なため設置している歯科医院は非常に少ないです。

しかし当院は本当に安全で安心なクリニックであるためにはガス滅菌は必須だと考えて取り入れております。
金属ではないすべての器具を安全に患者様の口の中に入れることができます。


真空練和器

歯科で型取りをする場合、型に石膏を流し込んで固めて模型を作ります。
その模型にそって義歯を作るため、模型は歯の形を完璧に再現する必要があります。

しかし石膏を流す時にどうしても「気泡」が入ってしまうことがあります。
気泡のせいで精度の高い義歯が作れなくなってしまいます。

そこで活用するのが真空練和器です。
石膏と水を混ぜるときに真空にし、中に気泡が入らないようにすることができます。

真空練和器によって精度の高い技工物ができ、治療がより長持ちするようになります。


ダイアグノデント

ダイアグノデントはレーザーを使用した虫歯検査機器です。
虫歯の度合いが数字で表示されるので正確な虫歯の診断ができます。

ダイアグノデントを使う時に痛みや不快感は全くありません。
歯にダイアグノデントの先端を当てて測定します(0~99の数字で表示されます)。

数値が30以上なら虫歯治療が必要となります。
一方で数値が30以下ならばホームケアとプロケアだけで、元の健康的な歯に戻すことが可能です。

患者様の目で直接むし歯の度合いを数値化できるので、納得して治療を受けていただけます。
ダイアグノデントは肉眼ではわかりにくい歯の表面下にある小さな虫歯でも発見することができますし、歯質の状態が詳しく判定できるので、歯の内側から虫歯になる前に予防や治療を行うことができます。


光照射器

当院で採用している光照射器は、光重合タイプの歯科用接着剤を固める時に使います。
この接着剤は主に矯正ブラケットを歯に接着させるために使います。

当院の光照射器はハイパワーLEDですので、光をあてる時間が短くすみます。
歯科用接着剤は水分に弱いので、硬化までに唾液に触れると接着力が低下してしまいます。

そのため、短時間で接着剤が硬化することは、非常に素晴らしいことなのです。


電気メス

歯科外科手術で使用する電気メスは出血や組織のダメージを最小限にし、回復を早めてくれます。
一般的なメスよりも傷口は小さくできます。
※電気メスは歯に電気を通すので、ペースメーカーを使用している方には使えません。


ニッケルチタンファイル

根管(歯の神経が通っている場所)を拡大し、きれいにすることで、天然の歯を残す最終手段が根管治療です。
その根管を拡大する器具を「ファイル」と言います。

ファイルには様々な種類があり、主に「ステンレススチールファイル」と「ニッケルチタンファイル」があります。
ステンレススチールファイルに比べ、ニッケルチタンファイルの方が優れている部分が多くあります。

根管を拡大しやすい
ニッケルチタンファイルは、根管をきれいに拡大できます。
時間がかからない
ステンレススチールファイルと比べて、ニッケルチタンファイルの方が根管拡大がカンタンで、かかる時間も少なくなります。
曲がった根管も対応可能
ニッケルチタンファイルはが柔らかく柔軟に曲がるため、曲がった複雑な根管もきれいにカンタンに拡大することが可能です。
ステンレススチールファイルは硬いため、曲がった根管をうまく拡大することができません。

ラバーダム

ラバーダムは治療する歯だけが露出するように、他の歯を薄いゴムシートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止する道具です。
ラバーダムのおかげで、口腔内細菌が根管に入るのを防ぎ、無菌処置が可能になります。
逆に言うと、ラバーダムを使わないと治療歯に細菌感染する可能性があり、再治療しなければならなくもなります。


レーズ研磨機

義歯や入れ歯の研磨をする装置です。
この装置で研磨すると義歯や入れ歯の表面がきれいになり、違和感が最小限になります。


口腔外バキューム

歯を削ったり入れ歯を調整すると、歯の破片、血液、細菌など細かい粉塵が飛び散ります。
当院では、粉塵が広がって院内感染を防ぐために全ての診療室に口腔外バキュームを設置しています。

口腔外バキュームは、強力な吸引力で、細かい粉塵を吸い取り、快適で清潔な診療室を維持します。
また粉塵だけではなく、水しぶきや嫌な匂いさえも強力に吸い取ります。


KaVoユニット

ユニットは歯科治療をする時に患者様に座ってもらう診療台のことです。
ユニットは歯科医では毎日使用する器材で、値段も安いものではないので、こだわり抜いて選びます。

当院では、KaVoという高級ブランドのユニットを選びました。
ユニットには多くのメーカーがあり、日本製も多いのですが、KaVoはドイツのメーカーです。

日本のユニットも素晴らしいものがたくさんあるのですが、ドイツなどヨーロッパの国々の歯科レベルは頭一つ高いなと思うことがしばしばあります。
今回、当院がKaVoを選んだ最大の理由は安全性です。

安全性というのは、患者様が安心して治療を受けられるということです。
KaVoユニットは全自動でユニットの中の水を常に清潔にしてくれる機能があり、毎日の治療がより安全に行えるものです。


セファロ

セファロは矯正歯科用の特別なレントゲンで、顔の骨格を詳しく調べるためのものです。
横を向いたときのセファロは、矯正治療を始める際に必須となる資料です。
場合によっては、正面のセファロも撮ります。

・出っ歯の原因
・上のあごが出ている
・上の歯が出ている
・下のあごが小さい
・下の歯が引っ込んでいる

といったようなことを、このセファロの撮影で判断します。
特に成長期の患者様は、時期をずらした2枚のセファロ写真から、成長の方向を知ることができ、今後の具体的な治療計画を作ることができます。

また良くない変化が起きたときに、治療前の写真と比較することで、原因が特定でき、適切なな対処ができます。
セファロがなくても矯正治療は可能です。

しかしセファロがあると確実に治療の質は上がります。


超音波スケーラー(バリオス)

バリオスの超音波スケーラーは超音波振動がパワフルで、歯石除去の効率的に行なえます。
また、治療目的に合わせた消毒液も使用できるので歯周病の改善にも一躍を担ってくれます。
硬い歯石や柔らかい歯石などを歯の状態に自動で合わせてくれるので、歯に負担をかけない適正なパワーを安定して出してくれます。


デンタルテン

デンタルテンは、患者様への治療内容や治療計画の分かりやすいご説明のために開発された機械です。
他の歯科で治療内容を聞く時に、分かりにくいと感じたことはありませんか?

デンタルテンなら、患者様お一人おひとりに、とてもわかりやすいイラスト付きの診断書を作成することができます。
この診断書を元にご説明をさせていただくことで、より分かりやすいカウンセリングが可能となりました。

虫歯や歯の汚れ、歯周病の状態など、お口の中の状態をわかりやすく理解しながら、患者様とドクターで一緒に治療を進めることができます。
各数値の意味は、診断書をみていただきながらご説明をしますので、ご自分の症状についてよりご理解を深めていただくことができます。


口腔内カメラ

「目隠しをされていつのまにか治療が終わって何を具体的にしたのかわからない」という経験をされた方もいらっしゃると思います。

深い虫歯での神経の保存、歯周病治療等では写真で今の状況を見ていただかないとイメージできないですし、どれだけ悪化していてもわからないですよね。

当院が導入している口腔内カメラを使うと治療前、治療中、治療後で撮影でき、よりわかりやすく理解していただけるようにしました。

患者様ごとにデータを半永久的に保存できますので、何年後かに歯のトラブルが起きたときでも、過去の画像を参考に経過を追うこともできます。

初診時にはすべての患者様に、この口腔内カメラとレントゲンを用いて、お口の中全体の現状の説明をさせていただいております。

最近では患者様のご紹介でセカンドオピニオンとして来院される方も多く、わかりやすいとご好評をいただいています。


拡大鏡(ルーペ)

ルーペは顔に装着する、歯科用の虫眼鏡のようなものです。
口の中はとても細かいため、肉眼では見にくい部分があります。

そういった場合に6~10倍のルーペを使用することで、細かい治療が可能になります。

さらに倍率を上げたい場合はマイクロスコープが適しているのですが、ルーペは「全体を立体視する」「直視する」ことに適しています。

ルーペは特に詰め物や被せ物の治療に適しています。


位相差顕微鏡

口腔内には500種類以上の細菌がいます。
こうした口腔内の細菌が歯周病や虫歯など歯を失う原因となっているのです。

当院では位相差顕微鏡を使用して口腔内細菌の種類と量を調べ、口腔内に存在する細菌に適した除菌方法をご提案しています。

歯周病を起こす細菌は健康な状態でも存在する細菌で、歯周病が完治しても全ての歯周病細菌を0にはできませんが、数を減らすことが歯周病活動を抑えたり、再発を少なくすることにつながります。


TEL・FAX 022-781-8814
〒984-0828 宮城県仙台市若林区一本杉町18-12

診療時間

日・祝
午前 9:00-13:009:00-13:009:00-13:00休診9:00-13:009:00-13:00休診
午後 14:00-18:0014:00-18:0014:00-18:00休診14:00-18:0014:00-18:00休診

※最終受付は17:30(初診の方は17:00)となります

LINE予約