口臭治療は以下のような患者様におすすめです。
- 口臭を自覚してる
- 口臭原因がわからない
- 口臭対策グッズを使っても意味がない
- 寝起きに口臭がひどい
- 緊張すると口臭がする
- 口臭で人間関係に悩んでいる
- 人の近くで会話ができない
消臭グッズでは口臭を消せません
口臭を気にされる方は、タブレットやガム、洗口剤などを日々利用している方がほとんどです。
消臭グッズは一時的に口臭がごまかされますが、口臭そのものが治ったわけではありません。
人によっては口臭と消臭グッズのニオイが混ざって、より不快な匂いが出てしまうこともあります。
ストレスが口臭の原因になる
ストレスはいろんな病気の原因になりますが、ストレスは口臭の原因にさえもなります。
ストレスにより唾液が減り、口のなかの細菌の数が増え口臭を発生させます。
口内には500種類以上の細菌が住み着いていて、唾液の分泌が低下すると細菌が増加して口臭が悪化します。
口臭が発生する原因と臭いの種類
口臭になる物質は 硫化水素 メチルメルカプタン ジメチルサンファンド の3つです。
- 1:硫化水素
- 生理的な臭いの原因。卵が腐敗したような臭い
- 2:メチルメルカプタン
- 歯垢や歯石が引き起こす臭い。魚が腐ったような臭い
- 3:ジメチルサンファンド
- 歯周病が進行するとでる臭い
生ゴミのような強烈な臭い
この3つが、口臭を発生させます。
口臭の原因は主に、
1.口内環境:歯周病、プラーク、バイオフィルムなど。
2.体質:便秘、胃の腐敗臭など消化器の状態によるもの。
以上の2つが原因です。
口臭の原因
口の中には
嫌気性菌:酸素が嫌いな菌
好気性菌:酸素の好きな菌
の2種類がいますが、口臭を発生させるのは嫌気性菌です。
酸素が少なくなるほど「揮発性硫黄化合物」という口臭の原因物質を発生させます。
酸素が少ないは、唾液の分泌が少なくなり口の中が乾燥した状態で起こります。
口の中が苦くなったり、乾燥したり、ネバネバしてきたら要注意です。
唾液には口腔内をきれいにする作用がありますが、唾液の分泌が低下すると自浄効果がうすれ、菌が増殖し、口臭を起こしやすい状態となります。
口臭の治療
口内環境が70%、体質が30%が口臭の要因であるといわています。
口臭治療は、口内環境面と、体質面の治療が必要です。
口臭治療は、口臭が病気であると厚労省が定めていないので、保険診療ではありません。
そのため全て自費診療です。
このことをご理解の上、宜しくお願い申し上げます。
- 舌清掃・口腔内細菌の環境の改善
- 舌清掃により口臭は著しくに減少します。
また、舌苔沈着をなくすと起床時の口臭は明らかに少なくなります。
舌ブラッシングは、舌全体をブラッシングしたほうがに口臭予防効果が高いので、舌乳頭間隙ブラシという特殊なブラシを使用します。
この製品は一般的な舌ブラシと違い、極細の歯間ブラシ用ナイロン毛を使用していて、舌を痛める刺激が少ないのが特徴です。
ナイロン毛の長さが歯ブラシよりも短いので適度な強度があり長持ちすることもメリットです。
- 口腔由来の病的口臭の治療
- 歯周病が原因の口臭は、PMTCや歯周治療が必要になります。
スケーリングにで歯石を除去する歯周治療が必要で、歯周診断に従って治療を行います。
虫歯が原因の口臭の場合は、治療すれば病的口臭は即座に消失します。