よく、ホワイトニングとセラミック治療はどちらからやるべきですか。そもそもホワイトニングとセラミックはどちらを、やるべきですか。という疑問をもつ患者様がいらっしゃいます。
その点について今回はお答えしていきます。
まず、銀歯の詰め物がお口の中にありその詰め物を治療する場合はセラミックになります。
ご自身の歯を白くしたい場合は、一般的にホワイトニングになります。
そこで今回の疑問である、順番ですがご自身の歯をホワイトニングで均一に白くしてから銀歯の詰め物を変えていく方法がとても綺麗になります。
ホワイトニングでご自身の歯の色をあげてから、その色に合わせたセラミック治療をすると自然に仕上がります。
また、料金や期間についても不安な方がたくさんいます。
料金については、使用している材料や業者が違う場合もあるのでかかりつけの歯科に直接ご確認をお願いします。
一般的な期間
e-maxインレー、ジルコニアインレー
→最低2回来院
①印象採得
②1週間後に完成
オールセラミッククラウン、ジルコニアクラウン
→最低3回来週
①コア(土台)の型取り
②1週間後にコアセットクラウン(被せ物)の型取り
③2週間後に完成
が必要となります。
ホワイトニング
→歯の質や生活習慣によって異なります。
約2ヶ月から半年間で白くなっていきます。
また、ホワイトニングで色を上げてから約半年間はホワイトニングをしていただくと色戻りがおきなくなります。色が定着したら、頻繁にホワイトニングをおこわなくても構いません。
(あくまでも目安の期間になりますのでご了承下さい。)
具体例として、
ホワイトニングとセラミック治療ってどっちがいいか迷いませんか?
選ぶ際に重要なのが、目的によって違うことです。
◯ご自身の歯を削らずに歯を白くしたい場合はホワイトニング
◯色戻りがきになる場合はセラミック治療をおすすめします。(ただしご自身の歯のみホワイトニング効果が得られます。治療済みの歯にはホワイトニング効果は得られません。)
ちなみに私もはじめはすごく悩みました。気になるところのみセラミックで治療しようかなと考えていましたが、鏡を見た時や写真に写っている自分をふと見た時に全体的に黄ばんで見えました。その色にセラミックの色を合わせると、一見綺麗には見えますが全体的な歯の色は暗く見えてしまいます。
そこで院長に相談したところ、期間や時間はかかりますがホワイトニングで自分の納得のいく色まで歯の色を上げてからその色に合わせたセラミックにすると良いよと言われました。
そのおかげで今は、納得のいく白さになっています。
(余談ですが、ホワイトニング経験がない人とノーマルカメラで撮影すると色の違いが分かるのはもちろんですが、アプリのカメラで撮影をすると加工で白く見える場合がありますが、とても違いが分かるくらい綺麗に見えました。)
結果的に、ホワイトニングでご自身の歯を白く均一にしてからセラミック治療をするのをおすすめします。